​香川県ため池調査

香川県は降水量が少なく水量の豊富な河川がないためため池が発達しており、面積あたりのため池数は全国一である。農業用水として活用されてはいるが、基本人工物のため、メンテナンスは欠かせない。万が一堤体が決壊すれば池下に大きな被害をもたらすことになる。メンテナンスには多額の費用がかかり農業関係者だけでは負担ができず県税や国税が使われている。県民みんなでため池を支えていく仕組みが必要ではないかとため池の活用状況の調査を県から依頼され県下全域のため池を調査した。堤体は決壊の恐れのあるような掘削や構造物の設置が難しいこと。ため水が余り活用されていないため池でも、徳島から香川用水で水を分けてもらっている都合上、自助努力を怠るようなため池の廃止は体面上できないこと、などが見えてきた。

​(チェリーコンサルタント+平野地域計画 1996年)